--/--
--
[ # ]

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2007/10
27
[ #78 ]

ウェブ進化論 -本当の大変化はこれから始まる 梅田望夫著

数年前にだいぶ売れた本。
古本屋で見つけて買って読んでみた。

大したことないだろうと予想しつつ読んだが、
期待(?)に違わず、つまらなかった。

Linuxに代表されるオープンソースや
「グーグル」がいかに凄いかを言いたいのだろうが、
あまり伝わってこない。

伝わってこない訳は簡単で、
分析はするが、それがなぜ凄いのか、が書かれていないからだ。
もっと言うと、分析した結果が、
我々にどのような影響があるか、が書かれていないために、
「ふーん」という感想しか出てこない。

極端に言うと、
 「車にはタイヤが4つついていて、ガソリンで走ります。
  価格は安いもので100万円~高級車では数千万円します。」
という説明をされたのと同じだ。
「だから?」ということしか思わない。

では、なぜ分析しかしないのか?

これは想像だが、著者はかなり自分の中に前提を持って、
それが絶対に正しいという無意識の判断の上に
論理を展開しているのではないかと思う。

例えば、本文中に、

 オープンソースによって、組織に所属するというわずらわしいことなく、
 知的活動という素晴らしいものに携われることになった。

というような下りがある。(正確な表現は忘れました・・・)

・組織に所属するのはわずらわしいのだろうか?
 (自分は組織に所属することこそ、素晴らしいと感じる)
・知的活動は素晴らしいのだろうか?
 (人によっては感じ方が異なるので一概には言えないだろう)

著者がどう感じて、どう考えているのかは自由だから、別に不満はない。
ただ、上記の内容を主張するためには、少なくても、

 なぜ、組織に所属するのはわずらわしいのか。
 知的活動のどの辺が素晴らしいのか。

といった点をきちんと説明しないといけないと思うが、
それはどこにもない。

どうしてこんな本が売れたのだろうか?

ウェブ進化論



CM(0)TB(0)URITOP

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

COMMENT:

SECRET: (管理者だけに表示を許可する場合)
 
トラックバックURL :
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。