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2009/11
23
[ #641 ]

老人力 赤瀬川原平著

老人力 全一冊 (ちくま文庫)老人力 全一冊 (ちくま文庫)
(2001/09)
赤瀬川 原平

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年をとるとついつい物忘れをしてしまう。
例えば、こんなこと。

こういった年を重ねるごとに増えてくる現象は、
どちらかと言うとマイナスのイメージで捉えられてしまう。

それを「老人力」とみなし、「力がついてきた」と考えてみよう
ということを主張している。

本文の途中で、
現代人は「老人力」を早い段階で身につけている、
というような部分が何回も出てきて、
「もしや、これは遠まわしに現代社会批判の本なのか?」
と勘ぐってみたが、どうやらそれは思い過ごしのよう。

単純に「年をする」=「悪いこと」という固定概念を外し、
年をとったらとったで、それはそれなりに前向きに生きていきましょう、
というメッセージのようだ。

正直、まだ「老人」という域には達していないからか、
ここでの主張はいまいち分からなかった。
が、モノにも「老人力」があるという点は、同意できた。

長年使い込んだ道具(本文ではカメラを例に説明されていた)は、
味わい深いものになっているし、「個性」が出てきて愛着が沸く。

何でもすぐに捨ててしまうのではなく、
同じモノを長く使い、道具としての天寿を全うさせてあげたい、
そう思う自分にとっては、
古くなった道具は「老人力がある」という表現をされると、
妙にうれしい。

道具の老人力を十分に引き出してあげられるように、
大切に扱わなければ。


CM(0)TB(0)URITOP

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