--/--
--
[ # ]

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2009/10
16
[ #608 ]

戦鬼たちの海 白石一郎著

戦鬼たちの海―織田水軍の将・九鬼嘉隆 (文春文庫)戦鬼たちの海―織田水軍の将・九鬼嘉隆 (文春文庫)
(1995/03)
白石 一郎

商品詳細を見る


戦国時代、天下をとった織田家の水軍を作った
九鬼嘉隆の物語。

物語は、
1.九鬼嘉隆が、志摩で村八分にされ、追い出されるまでの苦悶の日々
2.信長に仕え、その働き場を見つけて大躍進する日々
3.信長が本能寺の変で倒れ、それと符合するかのように精彩を欠いていく日々
という大きな3ブロックに分かれる。

一番、ワクワクするのは、やはり2.の大躍進の日々。
長島一向一揆との戦いや、
かの有名な、「鉄の船」で毛利水軍との戦った木津川河口の海戦など、
嘉隆の知恵と胆力で相手を破っていく姿に感心させられる。

と同時に、次第に嘉隆自身が、
信長の過剰なまでの過酷な性格を身につけていくように感じられ、
「海の信長」というイメージが次第に膨らんでくる。

そんな時期に突然出会った本能寺の変。
そこから、嘉隆の思考が狂い始め、そして最後は自らの命を絶つ、
という結末を迎えてしまう。

強烈な指導力を持つ上司につく部下が、
その上司がいなくなった途端、
どこに、どう向かったらいいのか分からなくなり、
急に精彩を欠く。
そんな現実世界にありそうな姿に映る。

遠い、戦国の世の物語だが、妙に身近に感じられ、
サラリーマンである自分としては、気をつけないといけない、
そう感じた。

CM(0)TB(0)URITOP

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

COMMENT:

SECRET: (管理者だけに表示を許可する場合)
 
トラックバックURL :
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。