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2009/10
05
[ #602 ]

曖昧性との共存 名内泰藏著

曖昧性との共存曖昧性との共存
(2006/04/18)
名内 泰藏

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自分はIT系の職業に就いている。
「IT」というと、どうしてもコンピュータと向き合っている、という
イメージがあるようだが、その実態は正反対。

コンピュータを作る(正確に言うと、コンピュータのソフトウェアを開発する)
ということは、人間にしかできないこと。
コンピュータにはできない。

そのため、裏では、様々な人間が、チームを組んで
システムというコンピュータを作っている。

そこで必然的に問題になるのが、人、そして組織の問題。
いわゆるマネジメント(=管理)の問題である。

そんな背景もあり、「管理」ということに興味があり、
読んでみたのがこの本。

この手の本は、あまりにも教科書的でつまらない、ということが多く、
今回も、実はあまり期待していなかった。

ところが、ところが。
日立でソフトウェア開発に携わっていた著者の、
実体験も基づいた、非常に実のあるノウハウが書かれている。
しかも、章立てが分かりやすく、
日ごろ問題意識を感じているポイントごとに、まとまっている。

たぶん、この著者は、ご自身で苦労して、悩んできて、
そしてこの本にまとめられているような考えに、
自分の頭を使ってたどりついたのだと思う。

どこからか借りてきた考えでも、
論理遊びになっている文章でもなく、
実態にあった言葉を使って書かれていて、納得性も高い。

この本のタイトルの由来にもなっていて、締めの文章にもなっている一文が、
現場で苦労してきた人でしか言えない言葉ように感じた。

それは・・・。

  「曖昧性とのたたかい」を超えて、「曖昧性との共存」を図ることが、
  プロジェクト成功へのより確かな道ではないだろうか。

こういうことを言える人に、ほとんど会ったことがない。
仕事で迷った時に、読み返したい本だ。


CM(0)TB(0)URITOP

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