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2009/02
12
[ #427 ]

世にも美しい数学入門 小川洋子&藤原正彦著

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)
(2005/04/06)
藤原 正彦小川 洋子

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小川洋子が書いた有名な小説「博士の愛した数式」。
これを書くために、
小川氏が藤原正彦という数学者にインタビューした内容を
対談形式でまとめた新書。

非常に面白かった。
数学とは全くの素人である小川氏と数学者の藤原氏。
この二人が奇妙に意気投合していく様が、とても新鮮。

また、小川氏と藤原氏とのやりとりの中から、
「数学者って、一体なにをどう考えている人種なの?」
という一般人の素朴な疑問が、次第に解消されていく。

難解な数式と、空想上の抽象的な世界の中で、
理解できない言語、記号を駆使して、
機械的に格闘している人々

それが、この本を読む前の自分の数学者のイメージ。

実はそうではない。

数学者とは、人間的で、泥臭く、感性のいる仕事をしている人。
さらに、紀元前から換算し、数百年という単位で仕事をしている人。
そして、それが学生時代に歯が立たなかった「数学」の実態のようだ。
(詳しくは、この本を読んで下さい)

印象的だったのは、数学者には、

 「美的感受性」がとても重要である

という点。

数学者の仕事を一言で表現すると、
「数字の世界から『これは美しい』と思える法則を見つけ出す」
ということのようで、
そのためには、「美的感受性」が必要らしい。

うーむ、本当の数学の世界とは、
数学の授業からは全く想像できなかった世界のようだ。

こんな本を中学生の頃に読んでいたら、
数学がもっと好きになっていたかもしれない。

CM(0)TB(0)URITOP

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