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2008.11.24 (Mon)

落し物事件

現代人にとって、「イタイ」落し物といえば、

 ケータイ

である。

携帯電話に入れてある電話帳やアドレス帳が、
友人とのつながりを保っている、といっても過言ではない。

そのケータイを、先日落としてしまった。
この間の土曜日出勤の朝、駅で寝ぼけて、
新聞と一緒にゴミ箱に捨ててしまったのだ。

そして、気がついた時には、電車の中。
とりに戻ろうにも、出勤の時間が迫っていて、戻れない。

困った。

という訳で、途中の乗り換えの駅で、駅員さんに事情を話すと・・・。

「所定の落し物届けを出してください。
 そうしたら、数日したら見つかるかもしれません。
 今日は土曜日なので、ゴミの回収はされないと思いますが、
 何せ、所定の届出を出してからでお願いします。」

という回答。
こちらは朝で時間がないし、どこで落としたかもはっきり分かっている。
その駅に電話でもして、拾ってくれればいいのに、
と思いつつ、時間がないし、いくら話しても、「届出を出せ」の繰り返し。

埒が明かないので、その朝は断念。

―――――――――――――――――――――――――――――――

午前中、ソワソワしながら仕事をし、
お昼に時間を見つけて、ケータイを落とした問題の駅に行くと・・・。

自分:今朝、この駅でケータイを落としたのですが。
駅員:あー、そうですか。・・・・。

 〜会話がここで途切れる〜

自分:(もうちょっと反応がないものなのだろうか・・・)
   こちらに届けられてないですか?ゴミ箱に間違って捨ててしまったのですが。
駅員:何色のケータイですか。

 〜と言いつつ、金庫を一通り探して
 
駅員:こちらにはないですね。

 〜会話が再び途切れる〜

自分:(もうちょっと探したり、状況を聞いたりするのが普通でしょう、と腹の中で思いつつ)
   ゴミ箱に落として、場所も分かっているんですが、ゴミ箱の鍵を開けてもらえませんか?
駅員:えー、あー、ちょっとこちらでは・・・。
自分:(だんだん、イライラしてきて)
   だから、探してもらえませんか?
駅員:でも、ゴミ箱はこちらの管轄ではないんですよ。だから、何も分かりません。
自分:では、どうしようもない、ってことですか?
駅員:まぁ、そうですかねぇ。

 〜会話が三度、途切れる〜

その後は、どうにかして見つかる方法を聞くも、
何を言っても、「分からない」「ゴミ箱のことは知らない」の繰り返し。
そもそも、こちらから何かを聞かないと、何も答えようとしない。
いかにも「帰ってくれないか」という態度が見え見え。

あまり接客サービスにうるさくない自分だが、
相当、腹が立った。

―――――――――――――――――――――――――――――――

結局埒が明かないので、駅員には見切りをつけて、
問題のゴミ箱の周りをうろうろしていると、
運良く清掃のオジサンが登場。

事情を話すとすぐに、

 「それは大変だ」

と、すぐにゴミ収集所まで連れて行ってくれて、
ゴミの山からケータイを探し出してくれた。

無事にケータイが見つかった良かった、と思う一方、
この鉄道会社の駅員はいったい、どうなっているんだろう、と思ってしまった。

マニュアル通りにしか対処できない朝の駅員。
自分の知っている範囲の、できる最小限のことしかやらない昼の駅員。

当人達は、自分が間違っていることをしている、とか
そういうことは考えていないだろう。
だが、サービスを受ける相手から見ると、
不足感を感じてしまう。

翻って、自分も社会でサービスを提供しているビジネスマンの一員。
気がつかないうちに、そのような人になっていないだろうか・・・?

反面教師として、今回の出来事は自分の中で覚えておこう、
そう思った。

テーマ : ひとりごとのようなもの - ジャンル : 日記

00:21  |  クジラ日記  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)

Comment

ふむー。

温厚なクジラさんがそれほど憤りを覚えるんですから、
もうよっぽどですよね。
ってか、わたしだって怒ると思います。

仮にね、仮にごみ箱が自分たちでは手を出せないところだとしても。
だったらどうするか?っていう次の視点がほしいと思うんですよ。
例えば、今回クジラさんが偶然出会えたように、
清掃のおじさんはいるわけですよね。
で、駅員だったらそれはわかるわけですよね。
だから・・・

(理想像)

「申し訳ありません。自分たちはごみ箱を管理していないので
直接何かをすることはできないのですが、巡回している清掃員ならば
鍵をあけることができるかもしれません。そちらで聞いて
いただいてもよろしいでしょうか?」

とかね。
今回クジラさんが、こういう人たちを見ても「反面教師」にしようって
思ったように、この人たちが

「自分が携帯落としてたらどうするか」

って考えてくれたらよかったのになぁ。

こういう、ほんのちょっとの想像力がない人と出会うことが
増えてる気がするんですけど…。
それってマニュアルが氾濫した弊害と思うのは考えすぎでしょうか??


…ひとまず携帯が見つかったのはよかったですねっ(^O^)!
しろちさ |  2008.11.24(月) 19:43 | URL |  【編集】

凍りつきそうです。

今回のクジラさんの体験談を読んでて、もし、今の私に同じようなことが起こったら・・・って思うと凍りつきそうなほど怖くなりました。
数年前からアドレス帳を整理していないので、携帯の情報が無くなるとほんとに困ってしまいます。
でも実際にはあり得ることなのですね。 対策をちゃんと用意しておかないとね。

駅員さんのことだけど、こういうケースがかなり多いのでしょうか?
でも、失くした物の重要性は自分に置き換えると分かるはずなのですが1つ1つに親身になってられないってことなのでしょうか・・。悲しいというか、寂しいというか・・・。感じなくなることほど怖いことはありません。
それにしても、新聞と一緒に捨ててしまうなんて・・・。
クジラさんらしい・・・っていうと怒りますか?(笑)
葉月 |  2008.11.24(月) 20:48 | URL |  【編集】

>しろちささん
ありがとうございます。
携帯が見つかって、本当に良かったです。

マニュアルの弊害なのですかねぇ。
マニュアルそのものは、きちんと使えば有効なものだとは思うのですが、
それで思考停止してしまうのが、問題ですよね。
世の中全体が、人を「甘やかす」方向にむかっていて、
その結果、大切な「何か」を失っているように感じます。
自分も気をつけないと、ですね。

>葉月さん
正直、焦りましたよ。
自分も全然携帯電話の電話帳を整理していませんでしたから。
今回の件では、最悪、前に使っていた携帯の電話帳を使えば、
ある程度は復元できるとは思いつつ、
やっぱりそれでは困る・・・。

今回の件で、見ず知らずの人の親切の有り難さも痛感しました。
(清掃のオジサン、感謝です)
ちょっと困った人がいたら、自分が出来ることは
してあげたいですね。

あ、新聞と一緒に捨ててしまうのは、確かに自分らしい、というか、
そそっかしいです・・・。
自分は、全般に不注意なので、気をつけないと。
クジラ |  2008.11.24(月) 21:08 | URL |  【編集】

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