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Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2008/05
23
[ #285 ]

言い残したい森の話

以前に読んだヒマラヤへの道という本に出てくる、
四手井綱英、という人物が書いた本。

この人物は、「ヒマラヤへの道」の舞台となった
京大山岳部のOB組織が探検色を強めてきた時に、
「本来は山登りをすべきである」と主張し、
一時分派が出来た時の中心的存在だったらしい。

(この紛争は、まるで日本の南北朝時代のようだったことから
 四手井綱英氏は、後醍醐天皇になぞらえて語られるとのこと)

そういうエピソードから想像される通り、
四手井氏は、頑固一徹、
「周囲の人に合わせる」よりも「自分が信じるわが道を突き進む」タイプの人。
それも、結構な保守派である。

この本にも随所にそれをうかがわせる話が出てくる。

本の内容としては、本人の生い立ちから始まり、
自然教育の重要性、そして、本人の研究歴などが書かれている。

そして、一貫して主張しているのは、

 ・これ以上、少しでも自然を壊すべきではない
 ・大人は信用できない

という2点だ。

1点目は、ある程度理解できる人も多いだろう。
ただ、四手井氏はかなりの開発反対論者で、
森を守るためには、その周辺の環境そのものをかなり広範囲で保護すべきで、
そうしないとあまり意味がない、と考えている。

四手井氏は森林学を専門にしているらしく、
その観点からある程度正しいということは言えそうだが、
ちょっと主張が偏っていそうに感じた。

開発が進み、人々の自然に対する意識が変わった現代でも、
いろいろな人が納得して進められる「自然への配慮」を模索すべきだと思う。
もちろん、それは難しいし、本当に実現できるか分からない。

でも、挑戦するしか、道はないように感じる。

次に、2点目の「大人は信用できない」という点。

四手井氏のたどってきた経験(役人や大学教授)からか、
大人に対して、明らかな不信感を持っている。
そして、諦めも持っている。

確かにそう感じてしまう世の中の「汚い」部分はあるのは認める。
だが、自分も立派な大人である以上、
そういったことに対して、単に不信感を持ったり、諦めている、というのは、
どうも感心できない。

なぜなら、どんな人にも「汚い」部分はあるはずで、
それを棚にあげて不平・不満を述べていること自体が、
ある種の「汚い」部分であるように思えるからだ。

そうではなく、いろいろと難しい大人の中で、
少しでも世の中をよくしていくように働きかける、それが正しい姿のように思う。

言い残したい森の話




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先程はご訪問ありがとうございました^^
何度も訪問させていただいていましたが、
コメントせずに読み逃げでした^^;

私はまだ、ブログを始めたばかりの未熟者ですが、
よろしくお願いします^^
また、訪問させていただきます♪

20時すぎに ロシアンクッキー さんから

2008/05/25(日) | URL | #-

2008/05/25 - ■■■

>ロシアンクッキーさん
こんにちは。
「読み逃げ」なんて、別に全然いいですよ。
コメントを貰えたら嬉しいですが、読んで貰えるだけでも十分嬉しいです。

ブログは、マイペースに、じっくり長く続けられたらいいですね。
自分もまだまだ若輩者。
一緒に頑張りましょう!

22時すぎに クジラ さんから

2008/05/25(日) | URL | #-

2008/05/25 - ■■■

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