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Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2008/05
20
[ #282 ]

憑神 浅田次郎著

幕末の江戸。
有能だが運がない貧乏御家人である別所彦四郎が主人公。
ある時、たまたま見つけた祠に神頼みしたら、
貧乏神が憑いてしまった、というストーリー。

だいぶコミカルに書かれている。

ちょっと前に読んだ同じ浅田次郎の壬生義士伝と比べると
時代は同じだが、雰囲気は全然違う。
この憑神の方が、子供っぽいというか、漫画チックというか、
そんな感じがする。

しかし、2つの小説が伝えたかったことは、
とても似ているように感じた。

共通している点は、
大きな野望や夢を抱くのはいいが、果たしてそれが本当に立派なことか。
それよりも、人が本当にやるべきことは、
目の前にある自分の本分をまっとうすることではないか。

当たり前すぎて、ついつい軽視しがちな、その人の本分。
壬生義士伝の中では「家族を養う」という本分。
この憑神では「一見、誰にでも出来て、つまらなそう役割を果たす
(=目の前の仕事をきちんと実行する)」という本分。

こういった本分は、誰もが持っていることではあるが、
本当にまっとうしている人というのは、
ごくわずかしかいないのではないかと思う。

ついつい「こんなつまんない仕事、やりたくない」とか、
「自分はこんなことをするためにいるんじゃない」とか、考えて、
本気になれないことは、よくあることだ。

「自分はこんなに大きなことをしたい」
「こんな凄いことが出来そうだ」
そう妄想ばかりして、結局何事もなさない、そんな人は多い。

人の尊厳が輝くのは、そんな口ばっかりの妄想ではなく、
目の前のことをきちんと、全力で行う時なんだと思う。

結果、そういう姿を見て、周りの人は心を動かされるし、感動もする。
そう考えると、自分もまだまだやるべきことは多い。

明日からの仕事も、きちんとやっていかないと、そう思うことが出来た。

憑神




CM(2)TB(0)URITOP

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浅田次郎さんは、エッセイなどもおもしろいですよね(*´∀`*)
根底に流れている言いたいことっていうのが、共感を生むからでしょうか?
彼の小説は、あまり読んだことがなかったのですが、
クジラさんの感想を見ていたら、心惹かれちゃいました(*´∀`*)エヘヘ
目の前のことを一生懸命こなすこと・・・
日々の毎日を丁寧に大切に生きて行くこと・・・
そういうことの積み重ねが、結果成功を収め、
幸せにつながるのかもしれませんね・・・*:.。☆..。.(´∀`人)

16時すぎに ひまわりさん さんから

2008/05/21(水) | URL | #zATydYt2

2008/05/21 - ■■■

>ひまわりさん
こんにちは~。
浅田次郎のエッセイって、あるんですね。
自分は結構エッセイが好きなんですよ。
今度、チェックしてみます!

「目の前のことを積み上げて、その結果成功を収める」
そういうの、自分は好きですね。
地味でもいいので、コツコツ。
正直者はバカを見ない!というのが、自分の信じたいことの1つでもあります。

21時すぎに クジラ さんから

2008/05/21(水) | URL | #-

2008/05/21 - ■■■

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