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Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2008/05
19
[ #281 ]

スピード水着問題の考察

最近、北京オリンピックに向けて、
競泳水着の問題がよくマスコミに出てくる。

簡単に概略を説明すると、
イギリスのスピード社が開発した最新水着。
この水着はかなりの高性能で、
着用した選手は軒並み好成績が出る、というモノらしい。

ところが、日本水連と契約している水着メーカーに、
スピード社が含まれていない。
そのため、日本選手が高性能の水着を着用できず、
オリンピックでは不利になるのでは?という問題だ。

ちなみに、つい最近まではミズノ社がスピード社の水着を
取り扱う契約をしていた。
しかし、ミズノ社は自社製品に自信を持ったのか、
その契約を解除してしまっていたのだ。
もし、その契約を解除してなかったら、今ほどの問題は起きず、
選手はスピード社の水着を着用できただろう。


さて、日本水連は、この問題を、
「信義」の問題と捉えていると報道されている。

曰く、これまで長年日本の水泳業界を支えてきた各社との「信義」を考え、
軽々しくスピード社の水着の着用をOKとは言えない、というスタンス。

それはそれで、分からないでもない。
契約している三社は、おそらく日本水連にも多くの資金援助をしているのだと思う。
そういう関係もあって、日本水連が背信行為ともとられる行為をとると、
将来にわたって不利益が予想される、ということなのだろう。

一方、アメリカのあるメーカーは、
このスピード社を「独占禁止法」に照らし合わせて提訴する
ということを表明しているらしい。

これはある新聞の記事に載っていたことだ。
この記事を読んだ時に、この水着問題に対する対応の仕方が、
アメリカと日本の社会を象徴しているなぁ、と実感した。

とにかくうまくいかないことがあると、その相手を訴える社会のアメリカ。
(マクドナルドのコーヒーが熱い、ということだけで、
 数億円の訴訟金を獲得したとかしないとか、そんな話もちょっと前にありましたね)

一方、ビジネスと割り切ってもいい中に
「信義」という言葉を持ち出して、対応を考える日本社会。

どちらが「正しい」ということは言えないのかもしれないが、
日本人である自分としては、
「信義」の問題を満ちだして対応を考える日本社会の方が、
しっくりする考え方だ。


競泳の選手であった自分の考えとしては、
はやりスピード社の水着も着用できるのが一番いいのではないか、と思う。

スポーツの真剣勝負。
最高の条件と選手が考える環境を用意するのが、
日本水連と契約メーカーの責任。
もし、自社の水着の性能が劣っていたと判断されて選ばれないのならが、
潔く「負け」を認めて、次にさらにいい水着を開発することにエネルギーを注ぐ、
そういう姿であって欲しい。



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とても面白そうな本ですね!
私も今更ながらと言わずに、読んでみれば
学ぶ事が多そうな気がします。

10時すぎに sae さんから

2008/05/21(水) | URL | #f6CisVbY

2008/05/21 - ■■■

>saeさん
こんにちは~。
「欲望する脳」のことですか?
面白いですよ。
社会って、人間って、そうなんだ、そうだよね、
そんなことを思いながら読んでいました!

21時すぎに クジラ さんから

2008/05/21(水) | URL | #-

2008/05/21 - ■■■

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