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にんじん ルナアル著 |
ルナアル、という18世紀後半~19世紀に生きたフランス作家の本。
どうやら、この人の代表作らしい。
内容は「にんじん」という渾名の少年と、
その家族、特に母親との日常が描かれている。
ただ、その「日常」がややおかしい。
3人兄弟のうちの末っ子である「にんじん」が、
なぜか母親にいじめられるのだ。
それに対して、「にんじん」は悲観するのでもなく、
どちらかというと、冷静に、諦めモードで対応していく。
そんな様が、淡々と、短編の集まりの形で描かれていく。
どこかで、なにか劇的に変化でもあるのかと思って
最後まで読んだが、結局最後までその感じは変わらずで、
終わってしまった。
本文の最後につけられている「解説」を読むと、
どうやらこのルナアルという作家自身の経験から、
この小説を書いたようだ。
それにしても、何を伝えたかったのか、
正直、分からなかった。
物語が作られてから100年以上たっても読み続けられているということは、
何か世の中に訴えるものがあるのだろうが、
今の自分にはそれを受け止められるだけの何かはなかった。
どうやら、この人の代表作らしい。
内容は「にんじん」という渾名の少年と、
その家族、特に母親との日常が描かれている。
ただ、その「日常」がややおかしい。
3人兄弟のうちの末っ子である「にんじん」が、
なぜか母親にいじめられるのだ。
それに対して、「にんじん」は悲観するのでもなく、
どちらかというと、冷静に、諦めモードで対応していく。
そんな様が、淡々と、短編の集まりの形で描かれていく。
どこかで、なにか劇的に変化でもあるのかと思って
最後まで読んだが、結局最後までその感じは変わらずで、
終わってしまった。
本文の最後につけられている「解説」を読むと、
どうやらこのルナアルという作家自身の経験から、
この小説を書いたようだ。
それにしても、何を伝えたかったのか、
正直、分からなかった。
物語が作られてから100年以上たっても読み続けられているということは、
何か世の中に訴えるものがあるのだろうが、
今の自分にはそれを受け止められるだけの何かはなかった。
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