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Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2008/03
27
[ #234 ]

壬生義士伝(上)(下) 浅田次郎著

間違って上巻を2冊買ってしまった壬生義士伝。
先日、ようやく下巻を手に入れて、読み終わった。

浅田次郎の本を読んだのは初めてだったが、
とても面白かった。

物語は、新撰組という特異な人の集団の中に、
「吉村貫一郎」という、物語の主人公である虚構の侍を
放り込むことで、進んでいく。

ただし、虚構の侍を放り込むことで、
史実が飛ばされていたり、捻じ曲げられていたりするのではない。

現実に起こった事件(例えば坂本竜馬殺害の真実など)を
見事に解き明かしつつ、
それに関わる人々の微妙に揺れ動く心の様が描かれていく。

そうすることで、新撰組、そして当時の武士や足軽の気持ちを
鮮明に、繊細に、浮き上がってくるのだ。
(そう、「浮き上がってくる」のだ)

浮き上がってきたのは、
鎌倉時代から江戸時代まで約700年間続いた武士の時代のどん詰まり。

しかし、その「どん詰まり」は、
決して昔の歴史の話ではなく、
人間として大切にしないといけない「何か」を、
今の生活に反映させて呼び起こさせてくる。

  人間として正しいことを行う「義」とは・・・
  親を敬い大切にする「孝」とは・・・
  目上の人に礼をつくす「忠」とは・・・
  相手の気持ちを斟酌する「仁」とは・・・

生きるか、死ぬか、の瀬戸際で、
こういったことを考え、揺れ動き、悩む気持ちが
切ないほど伝わってくる。

いろいろなことを感じたが、どうもうまく表現できない。

ただ、読み終わって、
自分も精一杯生きていかないとな、そう刺激を受ける本だった。

↓めでたく上下巻が揃いました!
壬生義士伝




CM(2)TB(0)URITOP

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おぉ!クジラさん、ついに上下巻揃ったのですねー。
おめでとうございます(^O^)

あれ、でも吉村貫一郎って「虚構」ですか・・・?
実在している人物だったような・・・。
日本史大好き相方くんが

「吉村貫一郎にスポット当てるって渋いよなぁ・・・」

って言ってたので、そんな気持ちでいました。
ま、それはいっかー。

へークジラさん浅田次郎これが初読みでした??
それはまた意外。
好き嫌いあるかもしれないけど、わたしはこの人好きです。
有名になった「鉄道員」はあんまり好きじゃないんだけど、
「蒼穹の昴」とか骨太のもいいし、「プリズンホテル」みたいな
泣かせて笑って、みたいのもいいです。
またぜひ読んでみてくださいねー。

ちなみにこちらの「私本太平記」は4巻まで進みました。
ほかのと並行してるとなかなか進みません(^_^;。

17時すぎに しろちさ さんから

2008/03/30(日) | URL | #r4sbyV/Y

2008/03/30 - ■■■

吉村貫一郎は、多分虚構の人物だと思いますが・・・。
壬生寺で見た、新撰組の手ぬぐいにも名前なかったですし。
小説の設定くらい「えらい」人ならば、他の新撰組の小説などにも、
名前くらいは出てきてもよさそうですが、それも出てきませんし・・・。
まぁ、確かにどちらでもいいですけどね。

そう浅田次郎は初めてなんです。
鉄道員は映画で見たんですけどね。
高倉健に惚れてしまったのをよく覚えています。

浅田次郎の作品は面白そうですね。
今後、また他の本も読んでみたいと思って、
今密かに狙っています。
まずは、ブックオフへGO、ですね。

23時すぎに クジラ さんから

2008/03/31(月) | URL | #-

2008/03/31 - ■■■

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