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2008/03
24
[ #232 ]

宦官 側近政治の構造 三田村泰助著

中国の王朝で重要な役割をしめていた宦官。
それは去勢された人間である。

その宦官について書かれた本が家にあった。

この本は、高校生の頃、漢文の課題をするために、
先輩から貰ったものだ。

この課題とは、先生から提示された本の候補のから、
1冊を選んで読み感想文を書く、というモノ。

たくさんの本の候補があったが、どれも難しそう。

で、部活の先輩に相談したところ、
「オカマの本だったら、おれ、去年読んだんで、持ってるぜ」
と言われ、貰ったのだ。

「オカマの本だったら、何かラクだろう」
くらいに思っていたのだが・・・。

それは、高校生の甘い判断。
実際に読んでみたら、おそろしくつまらない。
で、序章くらいで断念。
適当に感想文を書いてしまった。


そんな想い出があったが、何となく先日また手にとって読んでみた。
高校生の頃よりも、頭が進化したのか、
以前ほどはつまらないとは感じなかった。

が、感想としては、もう読みたくない、というのが正直なところ。

まず、最初の方に去勢の仕方が具体的に書かれている。
読んでて思わずゾクゾクして、気持ち悪くなってしまった。
(男なら、多分、この気持ち、分かると思います。)

そして、中盤は、漢・唐・明、と中国の歴史の中でも、
特に宦官が活躍した時代のことが書かれている。

そこでは、宦官だけでなく、官僚、女官、とでの、
恐ろしいほどの権力争い、について、
淡々と事実が述べられている。

その中身が、日本の権力争いとは比較にならないほど醜く、
そして残酷な権力争いなのだ。

人間の醜い部分が前面に出てくるとこうなってしまうのか、
と思わせる内容。

なんて人間は醜い生き物なんだろう、
そう思えてきて、
読み進めるうちにだんだんとブルーになってきてしまった。

歴史の研究としては、良い本かもしれないが、
エンターテイメントとしては、ちょっとヘビーな本でした。

宦官




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