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Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2008/01
16
[ #165 ]

人が黙々と寝転んでいく美術館

昨日見に行った東京都現代美術館。
お目当ては岡本太郎の「明日の神話」だった。

そこで同時に行われていたのが、
 「SPACE FOR YOUR FUTURE」
という展示。

副題には、
 「アートとデザインの遺伝子を組み替える」
とついている。

こちらの展示は、とにかく意味が分からなかった。

 ・建物3F分もある巨大な銀紙で出来た箱
 ・サンゴ礁のようなオブジェ
 ・漫画チックに描かれたエスカレーターがひたすら動いている映像 ・・・

そんな作品が展示されていたが、
何をどう見て、どう考え、どう受け止めたらいいのか、
よく分からないモノが多かった。

―――――――――――――――――――――――――――――

その中で印象に残っている作品を1つ。

それは、白いフロアから1m程度の小さな木がいくつも生えている空間。
さながら宇宙にある未来の庭、のような不思議な場所の一画に、
人の行列が出来ていた。

何だろうと近づくと・・・。

そこは、ビーズクッションと上着が一体化した洋服(?)を
美術館の人に着せてもらったお客さんが
地面に寝転ぶことが出来る場所だった。

みんな神妙な顔をして、黙々と異様な服を着せられて寝転ぶ。
寝転んだら、しばらくジッとしているかと思うと、
おもむろに立ち上がり、その服を脱がせてもらう。

すると次に並んでいた人が出てきて、
また服を着せられて寝転ぶ・・・。

これがずーっと続いている。
美術館なので大きな声ではしゃぐ人もいなく、
服を着せてあげる美術館の人はおそらく一日中同じことを行っているのだろう、
無表情な顔で、淡々と事務的に服を着せては脱がせている。

寝転んで鑑賞する作品って変なの、と思ってその場は立ち去った。

―――――――――――――――――――――――――――――

が、後で思い出してみると。

人々が黙々と

 服を着せられて
  ↓
 寝転び
  ↓
 服を脱がされ
  ↓
 次の人が来て
  ↓
 ・・・

ということを繰り返しているこの光景自体が
1つのアートとして成立しているのか、と思い当たった。

作者の意図はどうなのか分からない。
ただ、その光景は確かに印象的だった。

ちょっと穿(うが)った見方をすれば、
工場の流れ作業に乗っけられている人間、のようにも見え、
心に応えるものがある。

それが分かった時、
自分はひとりで「ニヤッ」としてしまった。
それにしてもシュールだなぁ。





Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

クジラさん、こちらでははじめまして。
わたしもお邪魔してしまいました。
そして、なんと!
リンクまで貼ってくださったんですねーー(>_<)。
もうほんとうに感激です。ありがとうございます。
あぁどうしよう、しあわせすぎて鼻水たれそうです(笑)。

いやーそしてこちらにきてみたらほんとにシュールな
アートのご紹介で。
ものすごい光景ですねぇ、それは。
確かにその全体の流れとして見てみたいし、クジラさんの
おっしゃるようにその全部でアートなんだろうなぁと思いました。

わたしもまたお邪魔させていただきますね。
ほんっとーにご訪問&コメント&リンク、ありがとうございました!

23時すぎに しろちさ さんから

2008/01/16(水) | URL | #r4sbyV/Y

2008/01/16 - ■■■

こんにちは、書き込みありがとうございます。

鼻水まで出して喜んで頂いて、
こちらこそ鼻水たれそうです・・・。

シュールなアート、シュール過ぎて、
凡人の自分にはなかなか理解できませんでした。
もうちと、人生の修行が必要なのかもしれません。

12時すぎに クジラ さんから

2008/01/19(土) | URL | #-

2008/01/19 - ■■■

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