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2007/12
09
[ #124 ]

騎馬民族国家 江上波夫著

日本は、弥生時代の終わりに大陸(朝鮮)から来た
騎馬民族によって征服された、という説。

かなり著名な本で、いつかは読んでみたいと思っていた。

読む前は、正直ちょっと眉唾な面がある本だろうな、と思っていた。
が、実際に読んでみると、そんなことはなかった。

本は、大きく分けて2パートに分かれる。
前半は、ユーラシア大陸の騎馬民族の特徴を、
いくつかの事例を通じて記載。

その前提をもとに、
後半で日本の古代の歴史を紐解く。

邪馬台国から大和王朝が成立するまでの
あまり解明されていない時代を、
文献や史跡、風土や風習、地名、人名、言葉、伝説など、
様々な角度から分析する。
そして、その特徴の多くが騎馬民族国家と奇妙な一致を見る、というところから
日本も弥生時代からいた農耕民族が
騎馬民族に征服されて成立した、という結論に至る。

ちなみに、「征服されて」と書くと、
大量虐殺や長い間の圧政などが行われた、
というイメージを抱いてしまいがちだが、
実際はそうではなかったみたいだ。

もとから日本に土着していた豪族と、
大陸からつれてきた人々とを、
うまく融合させて成立させた、
ということらしい。
(そして、これは騎馬民族が国家を成立させる時の常套手段のようだ)

歴史が好きな自分だが、この時代は比較的弱い。
本当にこの説が正しい、という確信を抱くまでの判断は出来ないが、
どうもかなりの確率で正しそうな気がする。

日本のルーツに迫る、面白い本だった。

騎馬民族国家


 

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