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2009/12
31
[ #664 ]

今年も大晦日になりました

2009年もまもなく終わろうとしています。
この年末は皆さん、どのようにしてお過ごしでしょうか?

実は自分は引っ越しをしていました。
中古マンションを購入し、リフォームし、
そして年末の休みを利用して引っ越し。

バタバタと片付けをしていましたが、ようやく終わり、
今は新居でゆっくりと年越しを迎えようとしています。

思い起こせば、今年の1月に結婚。
そして、年齢も30歳台に突入。
マイホームを購入し、ローンという大きな責任を負うことにもなりました。

この1年は自分にとって、1つのターニングポイントになりました。

さて、来年はどんな年になるのでしょうか?

それを決めるのは、自分でしかありません。
自らの意思で、焦らず着実に、
一歩一歩、前に進んでいきたいと思います。

ギリギリになりましたが、皆さんも良いお年を迎えください。
そして、皆さんにとっても来年が良い年になりますように願っております。

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2009/12
29
[ #663 ]

深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン 沢木耕太郎

深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン (新潮文庫)
(1994/05)
沢木 耕太郎

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ユーラシア大陸を横断する1年の旅。
締めくくりであるヨーロッパ。

ヨーロッパでの旅の大きなテーマは、「どう旅を終わらせるか」。

もともとロンドンに向かう予定だったが、本当にそれでいいのか。
どうしたら「この旅は終わり」とすることができるのだろうか。

そんなことを自問自答しながら、
ギリシャ、イタリア、フランス、スペインと進む。
そしてポルトガル。
ポルトガルの最南端のサグレス岬。

この岬で沢木氏は旅の終わりを決める。

なぜ、その岬で旅が終わりなのか。
たぶん、本人も論理的には説明できないだろう。
が、確かに旅は終わった。

読んでいる自分も、何か妙に納得させられる終わり方だった。

そして、ロンドンにむかった沢木氏は・・・。

何と、サグレス岬で終わったはずの旅を続ける決意をしてしまうのだ。

本当に沢木氏がそうしたのか分からない。
読み物として、旅の続きを感じさせて終わらせるために、
この部分だけを創作して、そうしたのかもしれない。

が、読んでいるこちらは、正直「??」だった。

あのサグレス岬での終わりは何だったんだろうか。
単に、気まぐれでコロコロ気が変わる人なんだろうか。

そんなことを思って、終わってしまった。
それまでの旅が面白かっただけに、この終わり方は残念。

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2009/12
28
[ #662 ]

深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 沢木耕太郎

深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海 (新潮文庫)
(1994/05)
沢木 耕太郎

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インドを出発し、中東をバスで駆け抜けた沢木氏が向かったのはトルコ。
ここで、6巻を通じて初めて「物語」を感じる話が出てくる。

日本人のある人からの預かり物を、
トルコの首都アンカラにいる1人の女性に渡すのだ。

どうもその背景には、世界をまたにかけた恋愛模様が隠れているようだが、
物を渡すだけの沢木氏は、当然詳しいことは分からない。
が、分からないになりに、あれこれ想像を膨らませていく・・・。

そんな沢木氏の心の動きが1つの物語となって、
読んでいるこちらの頭の中でも物語が出来上がっていく。

また、イスタンブールに入り、ヨーロッパに近づくと、
沢木氏はこの旅の「終わり」を初めて考えるようになる。

それまでの旅は、ある種「無限」の状態。
一体、いつまで、どこに行くのか、その過程でどんなことをするのか。
何も決まっておらず、旅の生活が
いつまでも続くかのように錯覚してしまう状態。

本を読んでいるこちらも「物憂い」「先の見えない」印象を抱く。
それがどこか「無気力さ」につながり、
読んでいても今一つだった。

それに対し、以降の旅は「有限」の状態。
「いつか、旅が終わる」という当たり前の事実に気が付いた沢木氏は、
それまでの旅とは、どこか違いを感じさせる。

「旅が終わる」という事実から、
旅の前や終わった後の日常と、旅をしている非日常の今。
これを対比させて考えるようになったからだろうか。

それまで感じていた「無気力さ」がなくなり、
何か前に進んでいる、というか、生産的というか、
そんなモノを感じ取ることができるようになった。

こういう旅の方がいい。


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2009/12
27
[ #661 ]

深夜特急〈4〉シルクロード 沢木耕太郎

深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)深夜特急〈4〉シルクロード (新潮文庫)
(1994/04)
沢木 耕太郎

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インドで滞留していた沢木氏。
ようやく本来の目的である「デリーからロンドンまでの乗合いバスの旅」を
スタートさせるのがこの巻。

インドからパキスタン、アフガニスタンなどを、
長距離バスを使って移動していく。
3巻までの「停滞感」がなくなり、ぐんぐん移動していくのが、
ようやく旅らしくなってきたように感じる。

インドから西へ、国境をまたいで走るバスなど
存在することも想像していなかったが、
それなりに交通網として発達しているらしく、
途切れることもなく街から街へとバスを乗り継いでいく。

そういえば、このルートはシルクロード。
むかーしから人の行き来がある土地のようだ。

飛行機がドンドン飛んでいる現代になっても、
費用も安いバスは、庶民の足として残っているらしい。
(この旅は、今から30年以上も前のことのようだから、
 現在はどんなモノか、よく分からないけど・・・)

安全や言葉など、不安に感じることも多そうだが、
バスの旅は面白そう。

さすがにユーラシア大陸を股にかける勇気はないので、
手軽に日本で路線バスの旅でもしてみようかな。

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2009/12
26
[ #660 ]

モードチェンジ

年賀状。
これまでほとんど書かなかった。
が、今年結婚したということもあり、作成してみた。

と言っても、デザインは嫁さん担当。

nengajou

自分で小物をアレンジし、一眼レフで撮った写真を使い作成したのが、これ。
スイスイっと作っていた。

デザインなど、自分にはない才能なのでひそかに感心。

特に何ができる訳でもない自分は、宛名印刷担当。

という訳で気分はすっかり年末。

今日街を歩いてみたら、門松を出しているところもあり、
街全体も年末モードに変わりつつある。

毎年思うが、クリスマスから年末へのモードチェンジの早いこと、早いこと。
お見事としか言いようがない。

それにしても、1年は早いなぁ。

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2009/12
22
[ #659 ]

深夜特急〈3〉 沢木耕太郎

深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)深夜特急〈3〉インド・ネパール (新潮文庫)
(1994/04)
沢木 耕太郎

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ようやく旅の目的地であるインドへ入る沢木氏。
だが、インドは巨大。
本当の目的地であるデリーへはまだまだかかる。

この第3巻は、インド、そして北の隣国ネパールでの滞在記。

インド・ネパールにいる間に、
沢木氏の心が「荒廃」していくような印象。

だんだんと自分のことがどうでもよくなっている印象があり、
世捨て人と言うか、廃人というか、
そんなのに近づいているのでは?と思ってしまった。

インドは、
「好きな人は好き。苦手な人は苦手。」
と好みがはっきり分かれるとよく聞くが、自分は苦手な方。
読んでいてもインドに行きたい、とは思わなかった。

どうやら自分はインドを理解するほど哲学的ではないようだ。

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2009/12
21
[ #658 ]

冬景色

huyunohi

枯れ木に透ける太陽。
雪のない関東の冬の景色。

鎌倉を車で通った時に、踏切待ちのタイミングで撮った。

ここ数日、全国的に寒くなったようで、
温暖化も何とやら、結構寒い。

寒いのは嫌だけど、気温が下がると景色はシャープになり、美しい。
寒い時は寒い時なりの楽しみ方をしよう。


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2009/12
20
[ #657 ]

深夜特急〈2〉 沢木耕太郎

深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)
(1994/03)
沢木 耕太郎

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インドのデリーからロンドンまで乗合いバスで行く旅。
そのデリーに行くまでの道のり。

香港で旅の最初を飾った沢木氏が次に向かったのがバンコク。
バンコクは「深夜特急」に出てくる街の中で、
唯一自分が行ったことのある街。

人々の熱気。
現代と近代が混ざったような街。
やせ細った野良犬に、意外に多い西洋人。
いつでも、どこでも、何かを食べながら生活している人々。

これが自分のバンコクの印象。
あまり海外に行ったことがない自分にとっては、
1つ1つが新鮮な光景だったが、
沢木氏にとってはあまり印象深い場所ではなかったらしい。

物足りない印象のまま通り過ぎてしまう。
そして、あの細長いマレー半島を列車に乗って下っていく。

1巻の香港の印象と比較して、何か欲求不満なモノを抱えながら、
前に進もうとしている沢木氏の心が現れていて、
読んでいるこちらも何かしらの欲求不満を抱いてしまう。

それだけ、当時の心情をうまく描写できているのだろう。

さて、その「欲求不満」はどうなってしまうのか。
それが気になり、早く3巻を読みたくなった。

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2009/12
19
[ #656 ]

紅の豚

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真っ青な空に風に吹かれた雲が無数に浮かぶ。
今日見たいな空は好き。

こんな空を見ると、昔、映画館で見た「紅の豚」を思い出す。

確か、こんな雲と海の中、
主人公の豚がレトロな飛行機で飛んでいく。

ストーリーは忘れたが、頭に焼き付いている1シーン。
訳もなくかっこいい。

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2009/12
14
[ #655 ]

不思議な法則

ふと気が付いた。
どうでもいいけど、ちょっと面白い法則。

それは、

 好きな作家の名前は「し」で始まる

ということ。

まずは筆頭が「司馬遼太郎」。
同じ歴史系では「塩野七生」も好き。
「白石一郎」もなかなか捨てがたい。

それから旅と食べ物の魅力を語る「椎名誠」。
くだらないエッセイが心躍る。

そして経済小説と言えばこの人「城山三郎」。
サラリーマンへの愛が溢れているこの人の小説を読むと、
戦友を見つけた気分になる。

そして、最近気になるのが「重松清」。
まだ読んだことがないけど、気になって買ってしまった。

そんな訳で、ブックオフへ行くと
「し」の棚の前にいる時間が長くなる。


ちなみに、次に長くいるのが、「や」~「わ」の辺り。
小説系では「山崎豊子」「吉川英治」「渡辺淳一」「山本周五郎」。
「和田秀樹」「山崎啓支」なども気になる。
「山際淳司」などもいた。

「あ」行の辺りも結構気になる。
「浅田次郎」「井上靖」「遠藤周作」「池波正太郎」。
「岡本太郎」「内館牧子」「伊集院静」などなど。

たぶん、もともと好きな作家の棚の近くに行くことが多く、
自然とその周囲の作家の本も読むようになったからだろう。
不思議な縁だとは思うが、なかなか面白い。

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2009/12
13
[ #654 ]

深夜特急〈1〉香港・マカオ 沢木耕太郎

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
(1994/03)
沢木 耕太郎

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バックパッカーのバイブルというべき本。
著者の沢木耕太郎が26歳の時に行ったユーラシア大陸の旅を、
帰ってきて10年経ってから本にした。

第1巻は、最もバックパッカーらしく過ごしたであろうインドでの描写で始まり、
さかのぼって最初の訪問地である香港、そしてマカオでの足取りを描く。

香港に渡ってきた時の興奮、
そして、これからどんなことが待ち構えているのだろうか、という期待。
それらがない混ざって、非常に魅力的な旅の様子がうかがえる。

言葉も満足に通じないであろう香港で、
片言の英語を駆使し、現地の様々な人と通じ合っていく。
そんな様子1つ1つから、「イキイキ」感が伝わってくる。

観光名所を巡る訳でもなく、
歴史的な難しい考察をするのでもない。

こういう旅の楽しみ方もいいなぁ。
そう思った。

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2009/12
10
[ #652 ]

カープ島サカナ作戦 椎名誠

カープ島サカナ作戦 (文春文庫)カープ島サカナ作戦 (文春文庫)
(1999/07)
椎名 誠

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椎名誠氏が過ごしたある1年をエッセイにした本。
毎年刊行されているらしいが、
この本はたぶん、1990年代半ば。

それにしても、椎名氏はとにかく移動しまくっている。
東京にいると思ったら、北海道へ原稿を書きにこもったり、
かと思ったら沖縄に行ったり、長野へ行ったり。
ハタマタ海外に行ったと思ったら、郡山へ行く。
挙句の果てには小笠原にも行ってしまう。

そして、各地で「うまいもの」と「うまい酒」を飲みながら、
面白いモノを見に行く。

かなりうらやましい。
あこがれの生活。
まさにこんな生活したいなぁ、ということを体現している。

もちろん大変なことも多いとは思うが、
 (原稿の締め切りとは、大変なんだろうな・・・)
日本全国を飛び回りながら、おいしいモノを食べながら、
自由に生きている姿が、たまらなく魅力的。

そんなことを思いながら読み進めているうちに、
小学生の頃、夢中になって椎名誠のエッセイを読んだことを思い出した。

そう、自分の児童書から大人の読む本への切り替わりは、
この椎名氏のエッセイだった。

椎名氏が、自由に各地を飛び回り、うまそうなモノを食べ、
何でも笑い飛ばしつつ、たまにシリアスなことを言う。

そんな姿にあこがれた。

当時は「楽しそうだなぁ」と思っただけだったが、
今となって振り返ってみると、
実は椎名氏のエッセイは、自分の価値観に
大きな影響を与えていたのかもしれない。

サラリーマンになってしまった今、
そんな生活できないよなぁ、とあきらめつつ、
椎名氏も30歳過ぎまでサラリーマンやっていたことを思い出し、
ほのかな希望を胸に抱いてしまっている自分。
困ったモノだ。

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2009/12
09
[ #653 ]

レッドスターよ、永遠に

阪神タイガースの赤星選手が引退するそうだ。
びっくりした。

年齢的にはそろそろベテランになりつつあったが、
まだまだ活躍できるだろうと思っていた。
ケガさえ治れば・・・。

詳しいことは分からないが、どうもそのケガが引退の要因らしい。
このまま野球を続けると附随になってしまう可能性も示唆されたようで、
本人も泣く泣くの引退決意のようだ。

21世紀になった阪神が強くなったのは金本選手が入ったことがよく言われるが、
それに負けず劣らず大きな影響を与えたのが赤星選手だったと思う。

赤星選手が活躍した年は、阪神は強かった。

赤星選手が塁に出て、盗塁を決め、ホームに帰ってくる。
その貴重な点を投手陣が守り切る。
このパターンを何度見たことか。

ろっ骨を折ってもバッターボックスに立ち、
必死に走る姿は、ちょっぴり感動的だった。

大男のたくさんいるプロ野球の世界で活躍する赤星選手を見ていると
「あぁ、自分もがんばらない」と、と思えた。

もしかしたら、阪神のチームメイトの中にも
そう感じていた人もいたかもしれない。

===============================================

そして、何より、赤星選手と言えば、
忘れもしない2003年9月、夕方の甲子園。
当時、大阪勤務で独り暮らしをしていた自分。
家に帰って何気なくテレビをつけると甲子園の大応援。

ランナー満塁。バッター赤星。
と、打った打球は、ゆっくりと、しかし確実に外野手の頭を超えた!

その瞬間、1985年以来の優勝決定。
待ちに待った久し振りの優勝だった。

まさか赤星が外野の頭を超える打球を打つとは!と
いささか失礼な感動を抱きつつ、
星野監督と喜び合う赤星選手がとてもかっこよく見えた。

そんなこともあり、阪神の選手の中でも特に好きな選手だったので、
今回の引退発表がとても残念。

もっともっと現役を続けて、盗塁の記録を更新して欲しかった。
もっとヒットも打って欲しかった・・・。

以上、残念のあまりに、ダラダラと書いてしまった。

とにかく、赤星選手、お疲れ様でした。

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2009/12
08
[ #651 ]

朝焼けを見た

asahi

朝、ふと目が覚めた。
トイレに行きたかったからだ。

ちょっと外を見てみると、今まさに夜が明けようとしている。

深ーい青の空に、オレンジの光がほんやり。
朝が生まれる瞬間。
静かな街に、音もなく色がつき始める。

前日に降っていた雨雲にオレンジの光が反射して、
一層、きれいに見える。

=====================================

寝ぼけ眼をこすり、カメラを探しにいき、
戻ってきたらすでに空全体が明るくなってきていた。

シャッターチャンスは一瞬であった。
時間にして3分もないくらい。

自然を撮るのは難しい。

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2009/12
07
[ #650 ]

日本列島「士風」探訪 津本陽

日本列島「士風」探訪日本列島「士風」探訪
(2004/12/21)
津本 陽

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作家の津本陽氏が、訪れた街の風潮(士風)を解説し、
そしてなぜそうになったのかを
歴史的な観点から考察している。

当然と言えば当然だが、
それぞれの街の風潮が形成されたのは、
幕末時代から明治維新にかけて。
そして、戦国時代から江戸時代初期。

江戸時代初期に「藩」が形成され、
まずその時代に「藩」の風潮が決まる。

そして、その風潮が200年以上継続し、
外圧をきっかけとした幕末の動乱の中で、
それぞれが風潮を下地とした各藩ごとの対応になっていく。

典型的な例が薩摩(鹿児島)。
「関ヶ原の恨みをはらせ」という風潮を守り続けた薩摩は、
そのエネルギーをもとに倒幕を実行し、
明治維新を起こし、次の時代を担っていく。


近年、地方分権や地方の自立、などということから
街おこし運動が盛んになりつつある。

そういった街おこし運動を知るのにも、
この本に書かれているような歴史的は背景を知った上で知ると、
一段深く理解できるだろう。

日本全国、どこに行っても同じような駅前開発がおこなわれ、
という悲しい現実があるものの、
まだまだ地方には、その歴史的事実を背景にした「特徴」がある。

そんなことを考えていると、また旅に出たくなる・・・。

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2009/12
06
[ #649 ]

大坊珈琲店 @表参道

表参道で「コーヒーでも飲むか」と思い
上を見ると、「大坊珈琲店」という看板が目に入った。

246に面する雑居ビルの2階。
ちょっと渋い看板に惹かれ、向かってみると・・・。

そこは、本格的な喫茶店。
ここ10年くらいにできたナントカ系コーヒー屋とは一線を画す、
コーヒーそのものの味を味わうためのお店。

やや暗めの店内に、アンティーク風のカウンターに椅子。
コーヒー豆を挽いたり、ドリップしている店員さん。
外の喧噪とは異なる静かな店内。
コーヒーも、豆から選ぶことができる。

コーヒーカップも「大量生産」「同じカップ」ではなく、
1つ1つ形の違うカップが使われており、
コーヒーの種類によって出し分けている様子。

コーヒーは、豆の味がしっかりしていて、
心なしかトロっとしているくらい濃厚。

どれをとっても本格的な・正当な「喫茶店」。
(決して流行りの「カフェ」ではない)

缶コーヒーの味に慣れている自分は、
このコーヒーを飲み
「コーヒーとはこんなに深い味がするんだ」
ということを初めて知った。

また、いつか行きたい。

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2009/12
05
[ #648 ]

官僚たちの夏 城山三郎

官僚たちの夏 (新潮文庫)官僚たちの夏 (新潮文庫)
(1980/11)
城山 三郎

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少し前、テレビドラマでやっていた官僚たちの夏。
大学生の頃に読んでいたが、テレビに刺激され、
久し振りに読みなおしてみた。

高度成長期の通商産業省。
猛烈に、昼も夜もなくモーレツに働く一派と、
プライベートも充実し、仕事もこなしていくスマート一派。

そんな対立を軸に、
最後は「モーレツ」派の時代から「スマート」派へと移行していく、
というようなストーリーだったように覚えていた。

おおよそはあっていた。

が、社会人というモノを肌で知らなかった学生の頃に読んだ時よりも、
まがりなりにも8年間社会人をやった今の方が面白く感じた。

(あっているかは別として)自分の信じる考えを
正々堂々とぶつけあり、喧嘩腰になりながら、
仕事をしていく姿がイキイキと描かれていて、
「あぁ、いいなぁ」と思った。

喧嘩するほどまで自分の考えに誇りを持って仕事をしている。
果たして、自分はあそこまでできるだろうか・・・。

そう振り返ると、もう一度、自分を見つめ直さないといけないように思えた。

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2009/12
03
[ #647 ]

ぐる庵 @西鎌倉

guruan

【 ぐる庵 】

稲村ケ崎のケンタッキーを大船方面へずっと北上。
左手に出てくるのがここ。

いい雰囲気の店構えに、
たまたま前を通っただけだったが、
ふらふらと入ってみた。

最近脱サラした夫婦がされているような感じで、
接客がどことなく「素人」風な感じ。
一生懸命されていることも同時に伝わってきて、自分としてはいい印象。
(違ったら、ごめんなさい)

guruan

手前の蕎麦猪口、うっすらと脂が浮いている様子から、
鴨南蛮のように見えるかもしれないが、中身は牛スジ。

温かい汁にやわらかく煮込んだ牛スジが入っていて、
そのほっくりした食感と、蕎麦のしっかりした食感が交わって、うまい。

いくらでも食べたくなるが、
ちょっと大人の雰囲気のお店に、
満腹食べるのはちょっと無粋か、と自重。

こういう雰囲気の蕎麦屋で軽くお酒を一杯飲み、
最後に蕎麦をツルツルっとやるのが、憧れである。
そんな粋な姿になるには、まだまだ人生の修行が足りないな。

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2009/12
02
[ #646 ]

人生の落第坊主―’04年版ベスト・エッセイ集

人生の落第坊主―’04年版ベスト・エッセイ集 (文春文庫)人生の落第坊主―’04年版ベスト・エッセイ集 (文春文庫)
(2007/07)
日本エッセイストクラブ

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結構昔から出版されているエッセイ集。
どういう基準で選びだされたのか分からないが、
ある年のベストエッセイが選び出されている。

エッセイが好きな自分は、このシリーズも好き。
古本屋で見つけると、ついつい買ってしまう。

エッセイの著者は、有名人から一般人まで幅広いが、
この年に選ばれたエッセイは、
 ・人の死
 ・さくら
というテーマが多かったように思う。

1つ目の「人の死」は、やはり関係者にとっては重大事件であり、
それをきっかけに思いを巡らすことが多いためだろう。

2つ目の「さくら」が多いのはなぜだろう。
よく分からない。
この年のさくらは、どこも見事だったのだろうか。

「さくら」をテーマにしたエッセイの中でも、
牧野和春氏(随筆家)の書いた「桜吹雪考」は、読んでいててゾクゾクした。

著者が過去に出会った見事な桜吹雪のが描写されているのだが、
文字を追って頭に描かれる映像が、
非常に神秘的で、自分でこの桜吹雪を見たのでは、と勘違いする生々しいのだ。

あぁ、これぞエッセイの魅力。

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2009/12
01
[ #645 ]

朝日

asahi

【朝日】
起きると、朝日が出てくるところだった。
寒い雨を降らせていた厚い雲の隙間から。

この時期特有の暖かみあるオレンジの光を放ちながら
寝静まった街に昇ってくる太陽を見ていると、
ひとり得した気分になる。

と当時に、「一日が始まるぞ」という前向きな気持ちが満ちてくる。

さぁ、今日も頑張ろう!

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