--/--
--
[ # ]

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2010/01
13
[ #680 ]

一瞬の夏 沢木耕太郎

一瞬の夏 (上) (新潮文庫)一瞬の夏 (上) (新潮文庫)
(1984/01)
沢木 耕太郎

商品詳細を見る


深夜特急を読み終えた勢いで、沢木耕太郎を読んでみた。

カシアス内藤というボクサーの復活劇を
沢木氏がソバで支えた日々をノンフィクションとして描いた本。

もともと取材を通じて親しくなったカシアス内藤が復活する
というニュースを聞きつけ、1人の友人として応援する、
ということからスタートする。

伝説的なトレーナーであったり、
ほとんど仕事のない若手の写真家であったり、
ジムの会長であったり、
何らかの繋がりでカシアス内藤の周りに集まった人々が、
その復活劇に自分の夢を託していく。

天才的なボクサーではあったが、
復活前まではあまりボクシングに熱心でなかった内藤。

それがちょっとしたきっかけで、
ボクシングに本気になって取り組んでいく姿はいい。

こういう「復活」ストーリーに自分は弱い。
応援したくなる。

「カシアス内藤」という名前を自分は知らないことから想像すると、
おそらく劇的な復活劇は果たせず、
歴史に名前を残すことなく終わってしまうであろう。

そんな結末を予感しつつ読み続けるのが何となく切ないが、
続きが気になってどんどん読み進めた。

さて、結末は・・・。


スポンサーサイト

CM(0)TB(0)URITOP

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2010/01
11
[ #668 ]

EQ―こころの知能指数 ダニエル ゴールマン

EQ―こころの知能指数EQ―こころの知能指数
(1996/07)
ダニエル ゴールマン

商品詳細を見る


10年近く前に流行ったEQ。
IQ、つまり単純な「頭の良さ」と比較し
「こころ」に着目し、人間の能力の差を説明しようとした考え方。

数年前に興味を持って、いろいろと文献を集めていたのを
久し振りに引っ張り出して読んでみた。

内容そのものはある程度知っていたので、新鮮には感じられなかった。
しかし、改めてEQの研究内容を追ってみると、
人の心を科学的に解明していこうとするアメリカの科学者たちの「考え方」に
ある種の「凄味」を感じた。

ある性格やある心理状態の人々を集めてきて、
その集団がどういう行動をとるか。
どのように暮らしていくのか。

それを徹底的に分析し、解明していく。

典型的なのが、有名なマシュマロテスト。

幼い子供に、マシュマロを1つ与え、
「自分が戻ってくるまでに食べるのを我慢したら2つマシュマロをあげる」
と言ってしばらく席を外す。

で、戻ってくるまでにマシュマロを食べるのを我慢できた子と我慢できなかった子。
この両者を比較し、その十数年後の学業成績を比較する。

すると、マシュマロを食べずに我慢できた子の方が成績が良い、という結果になる。

という実験。

それだけを聞くと、「ふーん、そうか」と思うかもしれないが、

「幼い頃に目の前の誘惑に惑わされない子は、頭がいいのかもしれない。」

という仮説を思いき、
それを科学的に解明しようと
十数年かけて実験をしようとすること自体が、
自分には驚き。

心理学というのは、そもそもそういう学問なのかもしれないが、
「ヒト」を科学的に分析しようとする発想は、
なかなか自分には持てない。
情緒に流されてしまい、分析するという発想が出てこないのだ。

科学的に分析することが万能とは思わないが、
自分は、もう少し科学的に物事を考えた方がいいのかもしれない。

CM(0)TB(0)URITOP

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2010/01
08
[ #677 ]

静かなタフネス10の人生 城山三郎

静かなタフネス10の人生 (文春文庫)静かなタフネス10の人生 (文春文庫)
(1990/06)
城山 三郎

商品詳細を見る


城山氏と様々な業界でトップになった人々との対談集。
約30年くらい前の本ということで、
出てくる方達は、若い頃に戦争を体験している方達。

また、対談の相手として選ばれたのは、
どちらかと言うと、地味だが着実にビジネスの世界を歩んできた人々。

時代が違うためか、知っている方は1人もいなかったが、
いずれも偉大な方ということは、対談の内容からも感じる。

どの方も、前向きで、明るく、誠実。
そして、自分の意見を持っている。
「強引さ」とは違う「しなやかなタフさ」を持っている。

こういった方々だが、よくよくエピソードを聞いてみると、
どなたも、途中挫折もあれば、出遅れもある。
順風満帆でないことの方が当たり前。

ちょっとしたことでめげている自分が、
随分ちっぽけな人間に見えてきてしまった。

自分ももっと頑張ろう。

CM(0)TB(0)URITOP

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2010/01
07
[ #670 ]

切ないOLに捧ぐ 内館牧子

切ないOLに捧ぐ (講談社文庫)切ないOLに捧ぐ (講談社文庫)
(1995/04)
内館 牧子

商品詳細を見る


脚本家の内館牧子氏が、
20代から30代前半に悩みながら
脚本家の道に進む姿を書いている。

まぁ、この本のターゲットはOLというか、
そんな感じの若い女性なのだが、読んでいて面白かった。

基本的に、この本のメインメッセージ、というか、伝わってくることは、
「普通の人が、がんばって、一生懸命進んでいって、自分が本気になれる仕事を見つけた」
という内容だが、それがいい。

自分は普通の人が頑張る姿が好きなのだ。
親しみを感じるし、自分もパワーをもらえる。

自分もこの本の内館氏と同じ年代でいろいろと悩む。
(こう書くと内館氏には「女々しい」と一喝されそうだが)

今の仕事は本当にこれでいいのだろうか。
これまでがむしゃらに進んできた20代を振り返り、
これからの30代はどう過ごそうか。

ウジウジしていても始まらない。
自分の中で何かを変え、前に進んでいこう。

CM(0)TB(0)URITOP

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

2010/01
05
[ #669 ]

食の文化史 大塚滋

食の文化史 (中公新書 (417))食の文化史 (中公新書 (417))
(1975/12)
大塚 滋

商品詳細を見る


西洋、東洋の食文化、食の歴史について書かれた本。
様々な分野や食べ物についていろいろと書かれているが、
全般にテーマが分散して、頭に残りにくかった。

パンや醤油、麺類やおせちなど、
章ごとにテーマが設定されていて書かれているが、
それぞれのテーマで1冊の本を書くくらいのマニアックさがあった方が、
深い部分まで分かって面白い。
(と思うのは、自分が食いしん坊だからかもしれない)

CM(5)TB(0)URITOP

Copyright © クジラ [牛の歩み] All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。